恋愛
カサブランカ †
ジャンル:恋愛もの †
名セリフ †
- 『第二次世界大戦の勃発により、ドイツの侵略を恐れたヨーロッパの人々は、アメリカ大陸を目指した。だが、中継地のリスボンまで行くのが困難であった。亡命者達がたどったのは、苦しい回り道であった。パリからマルセーユ・・・ 地中海を渡ってオラン・・・ そこからは、汽車か自動車か徒歩で、フランス領モロッコのカサブランカへ行った。ここで運のいい者は、金かコネによって、リスボンへの出国ピザを手に入れられた。だが、多くの者はカサブランカで、待って待って待ち暮らすだけであった』
- 「君は何者で、今まで何をしてたんだい?」
「聞かない約束よ」
「君の瞳に乾杯」
- 「何を考えてるの?」
「1フランほども価値がないことさ」
「いくら出しても聞きたいわ。教えて」
「不思議に思ってたんだ」
「何を?」
「君が僕だけのためにいたなんて」
「他の男とは関係なしに?」
「そうだね」
「本当は、1人いたのよ・・・ 彼は死んだわ」
「聞いてすまなかったね。約束を忘れていた」
「お互いに、もう疑問なしね」
- 「わたしたち、ほとんど知らない同士ね」
「君が歯を矯正したことは知ってるよ」
「早く逃げる支度をして」
「いや、君も一緒だよ」
「もちろんよ」
「じゃあ、4時半に迎えに行くよ」
「だめよ、ホテルにはいないわ。先にすることがあるの。駅で待ってて」
「いいよ。4時45分だね。マルセーユで結婚しよう」
「そんな先のこと・・・」
「そうだ、先すぎる」
「車掌に結婚させてもらおう。船の船長にはできるんだから。どうしたんだい?」
「愛してるのよ。この戦争が恨めしい。何が起こるか分からないわ・・・ もし何かが起きて離れ離れになっても、私が愛してる事だけは忘れないで・・・ キスして・・・ 最後かもしれないから」
ストーリー †
- 舞台は第二次世界大戦最中の、フランス領モロッコのカサブランカ。リックは酒場の「カフェ・アメリカン」を経営していた。そこへ、ラズロの人妻であるイルザと出会う。リックとイルザは、かつてパリで愛し合っていた。
見所 †
- ハードボイルドな愛のセリフの魅力
- 戦争に翻弄される愛
キャスト・スタッフ・公開年 †
- 出演:
- リック(男):ハンフリー・ボガート
- イルザ(女):イングリッド・バーグマン
- ヴィクター・ラズロ(男):ポール・ヘンリード
- ルノー(男):クロード・レインズ
- 監督:マイケル・カーティス
- 公開年:1942年
- 製作国:アメリカ映画
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すばらしすぎる †
たかし? (2008-07-22 (火) 16:13:10)
こんないい映画はない。恋愛栄華としても最高だし、
その他の点においてもすばらしいの一言。
ドイツ国歌がラ・マルセイエーズに変わるシーンは感動する。