恋愛
アメリ †
ジャンル:恋愛もの †
名セリフ †
- 「1973年9月3日18時28分32秒、毎分1万4670回ではばたく1匹の羽虫が、モンマルトルの路上に留まった。 その時、丘の上のレストランでは一陣の風が吹いて、魔法のようにグラスを躍らせた。 同じ時、トリュデーヌ街28番地の5階で、親友の葬儀から帰ったコレール氏が住所録の名前を消した。 また同じ時、X染色体を持った精子がラファエル・プーラン氏の体から泳ぎだし、プーラン夫人の卵子に到達した。9ヵ月後、アメリ・プーランが誕生した」
- 「母の死後、アメリは父と二人きりになった。父は以前に増して自分の殻に閉じこもり、庭にミニチュアの霊廟を作って妻の遺灰を納めるのだった。 日が 月が 年が 流れていった。 何も変化のない毎日。 アメリは家を出て自立する日を夢見た」
- 「5年後、モンマルトルのカフェ。 店の名前は"ドゥ・ムーラン"。 1997年8月29日、48時間後にアメリの運命が激変するのだが、今の彼女には知る由もない。 カフェの仲間や常連客に囲まれた平穏な日々。 女主人のシュザンヌ。足は悪いがグラスは割らない。サーカスの曲馬乗りだった。好きなもの:負けて泣くスポーツ選手。嫌いなもの:子供の前で恥をかく親。 売店のジョルジェットは病気魔。頭痛がしない日は坐骨神経が痛む。嫌いなもの:祝福の祈り。 アメリの同僚ジーナ。祖母は治療師だ。好きなもの:指を鳴らすこと。 彼は売れない小説家イポリト。好きなもの:牛に突かれる闘牛士。 目つきの悪い男はジョセフ。ジーナに振られたばかりで、彼女に恋人がいるか見張っている。唯一好きなもの:梱包材のプチプチを潰すこと。 スチュワーデスのフィロメーヌ。フライト中はアメリに猫を預ける。好きなもの:猫の水入れを床に置く音。 猫のロドリーグが好きなもの:お伽話を聞くこと」
- 「金曜の夜、たまに映画に行く。"映画を見ている人の顔を見るのが好きなの。 誰も気づかない些細な事柄を発見することも。 嫌いなのは昔のアメリカ映画で脇見運転をするところ"」
- 「とはいえ、彼女には彼女なりの楽しみがあった。豆袋に手を入れること。クリーム・ブリュレのお焦げを潰すこと。サンマルタン運河で水切りすること」
- 「明日5時モンマルトルの公園 5フラン銀貨を忘れずに」
- 「では、娘が好きなのは片手をあげている青年?」
「ええ」
「本気で好きなのか?」
「ええ」
「ならば、娘は今こそ本当の危険を冒さなければ」
「娘もそう思ってるわ。今、作戦を練って・・・」
「それが好きらしいな、作戦が」
「ええ」
「だが、ちょっと卑怯だ。だから娘の視線が掴みにくいんだな」
- 「わしだよ。可愛いアメリ。お前の骨はガラスじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ。もしお前がこのチャンスを逃したら、やがてはお前の心はわしの骨のように乾いて脆くなってしまうだろうよ。さあ、彼を捕まえるんだ」
ストーリー †
- 舞台はフランスのモンマルトル。主人公は一人遊びと空想にふける内気なアメリ。
しばらくして、人を幸せにする悪戯にはまる。そんな時、気になる青年が現れた。
見所 †
キャスト・スタッフ・公開年 †
- 出演:
- アメリ(女):オドレイ・トトゥ
- ニノ(男):マチュー・カソヴィッツ
- ジョセフ(男):ドミニク・ピノン
- 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
- 公開年:2001年
- 製作国:フランス映画
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無題 †
おやじ? (2012-06-24 (日) 10:26:29)
おじいちゃんのアメリへのセルフ
お前の骨はガラス製じゃない
いいセリフ。
こういうセリフが言えるおやじになりたいね
アメリ大好き! †
ao-i? (2007-07-26 (木) 20:39:17)
名セリフたくさんの映画だけど、何もセリフのないところにじん、とくるシーンもたくさんあります。
ニノとアメリのキスシーンは絶品です。
- ao-iさん、ほんとにそうですね^^心があったかくなります。 -- funyara9?