恋愛
ロスト・イン・トランスレーション †
ジャンル:恋愛もの †
名セリフ †
- 「ジョン? ジョンじゃないの? 東京で何してるの?」
「バンドの撮影の仕事でね。君は?」
「私が出た映画のプロモーション、エイヤー!よ! アハ! もう取材ばっかりでうんざりよ。会えてうれしいわ。ここにいつまでいるの?」
「1週間だよ。撮影で福岡に行くんだ」
「まあ、すごいわ! 素敵だわね」
「アハハ! ところで、彼女は妻のシャーロット」
「はじめまして!」
「はじめまして」
「ジョン、ジョン。 あなたは私が一番好きなカメラマンよ」
「アハハ!」
「あなただけに撮られたいわ」
「アハハ!」
「本当よ!」
- 「東京には何をしに?」
「いくつか訳があってね。 妻から離れて、息子の誕生日を忘れて、200万ドルのギャラでウイスキーのCMに出てる。 CMよりも芝居に出るべきだがね。 でも酒のおかげで気分がいいけどね」
「ウフフ」
「君はここで何を?」
「夫がカメラマンで、東京で撮影があって、それで暇だからついてきたの。東京に友達もいるし」
「結婚して何年?」
「2年」
「僕は25年」
「もしかして、あなたは中年の危機なのかしら? ポルシェは買ったので?」
「買おうかと思ってるよ」
「25年はすごいと思うわ」
「人生の3分の1は眠ってるわけだから、8年は引き算できるね。すると、実質は16年とちょっとかな。16歳というのはまだ青春さ。運転できる年だけど事故を起こしやすい」
「ウフフ」
「君の仕事は?」
「何もしてないわ。春に大学を卒業したばかりで」
「大学の専攻は?」
「哲学」
「それは儲かりそうだ」
「ウフフ。。 無料奉仕になるかも」
「ハハ。 稼ぐ方法が見つかるよ」
「ポルシェが買えるように乾杯しましょう」
「ありがとう。『カンパイ』」
「ここのとこ、眠れないの」
「僕もさ」
- 「やあ。元気?」
「ええ、元気よ」
「いいプールだね」
「ええ、そうね。 よく眠れた?」
「だめだね。 君は?」
「私もだめよ。ウフフ。 ここにはいつまでいるの?」
「週末までバーにいるよ」
「ウフフ。 いいわね。 ところで、友達と遊びに行くんだけど、一緒にどう?」
「いいよ」
「じゃあ、後で」
- 「子供が出来ると結婚は複雑になるよ」
「そうね。私も怖いわ」
「初めて子供が生まれた日は恐ろしかったよ」
「わかるわ。 誰も言わないけど」
「今まで慣れ親しんだ生き方はもうおしまい。二度と戻れない。 でも、子供が歩いて言葉を覚えると、そばについていたくなる。やがて子供こそ、人生で何よりも素晴らしい存在になる」
「そうね、素敵だわ」
ストーリー †
- 俳優のボブは仕事で、人妻のシャーロットは夫のつきそいで東京のホテルに滞在していた。互いに東京で落ち着かず、寂しい気持ちで眠れない日を送っていた。ホテルで偶然知り合った二人は、自然と一緒に過ごすようになる。
見所 †
キャスト・スタッフ・公開年 †
- 出演:
- シャーロット(女):スカーレット・ヨハンソン
- ボブ・ハリス(男):ビル・マーレー
- 監督:ソフィア・コッポラ
- 公開年:2003年
- 製作国:アメリカ映画 日本映画
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